WordPressの引越しは100円ぐらい払え!【安心料】 – ページ 5

WordPressの引越しは100円ぐらい払え!【安心料】

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分岐点

引っ越し先をテストサイトにするか本番サイトにするか

ぶっちゃけやる事の違いが殆どないです。ただ、どちらを行うかで出来る事、待ち時間等の差が生まれます。

テストサイトを立てている前提で行きたいと思います。テストサーバーですので、異なるドメインに移行するつもりで気軽な感じで試してください。

まずは新サーバーのコンパネで今回取得した100円ドメインを設定します。

このドメイン、旧サーバーで設定している筈ですよね。

でも大丈夫です。同時に、新旧両方のサーバーに設定できます。

何もおかしくなったりしません。

しいて言えば古いサーバーに向き先が設定されているので、新サーバーに設定しても見れないってそれだけです。でも設定自体は出来ます。

この様な形で・・

次にツールからWordpressをインストールします。

アプリブラウザより

wordpressを選択

この様な画面でインストールを進めていきます。

これは私の本番用のサイトを登録したときの画像ですが、試験用に登録したドメインで同じことしてください。

※試験の時はhttpsではない方が良いかもしれませんが、s付でも無しでもエラーは一定量覚悟してください。こんな感じで候補が出てくれますが、ドメイン沢山取得しているとここの候補も大変なことになります。

ここは唯一注意してください。

デフォルトで blogというフォルダを掘ってくれますが、ほとんどの人は不要だと思いますので、消しましょう。※消すことは必須では無いですがいらないですよね?

この方法はインストールを行うと、いろいろなサイトで使われるいわゆる「簡単」インストールのような導入方法と一緒ですね。

設定系は殆ど自動で当てはめてくれます。

そして、テスト用のサイトなので、設定すらどうでも良いです。

10秒ぐらい待つとインストールが完了します。

真ん中の隠しているところをクリックすると自動でログイン可能です。

ここで恐らく自動ログインした結果で、気づかないうちに古いサイトのwordpressに接続されると思います。

新サーバーにも旧サーバーにも同じ名前を設定していたら新サーバーではなく、旧サーバーに行きます。当然、そのようにDNSの設定をしているからですね。

では、DNSの切り替えとなります。

ここは現在利用しているドメイン屋さんで、だいぶ画面が異なるともいますがValue-Domainだとこのような感じです。

※登録済みドメイン一覧をクリック

以下の画像は私の本番用のサイトですが、これを試験サイトだと思ってください。

この画像内で、DNS/URLで試験用の名前を移転後の本番サーバーのIPアドレスに設定します。

本番サーバーと試験サーバーのドメイン屋さんが同じだと楽です。楽ですが、一長一短です。

※仮に本番サーバー側で既に何か動かしているのであればコピペでおしまいにできます。

それではここからやっとスマホの時間です。

家のパソコンからだとDNSの浸透が良く分からないと思います。そのため、スマホでWIFIではなく4Gでインターネットから旧サイトのアドレスをつついてください。※新サイトも同じ名前のはず

サイトによってはここで最長48時間待つとか書いているところもありますが、理論的にそれぐらいになる可能性は十分にあります。

私は新も旧も同じ会社の為か同じDNSサーバーのおかげかで、5分ぐらいで書き換わりました。※このタイミングで会社が変わる人は、本当に48時間とか行くかもしれません。サイトの移転とDNSの会社を変えるのはバラバラにできますので、リスク分散で同時にやるのは止めましょう。行きで48時間の人は帰りも48時間です。

サイトによってはWindowsのHostsを書き換えてチェックを勧める人もいるようですが私は止めた方が良いと思います。

最近気のChromeやEdgeの性能が良すぎてhostsの書き換えはウィルス対策ソフトでも止められますが、ブラウザが警告だして進ませてくれません。警告ではなく禁止になります。深い設定で突破できますが突破するための方法を調べたりと時間がかかります。

httpsのs付が良いか否かはここに影響してきます。でも、得られるメリットが少ないので何もしないで放っておいたほうが良いです。

 

スマホでサイトを見ていたら今まで見ていたサイトが突然このような殺風景なサイトになると思います。

新サイトは設定ゼロで立ち上げているので初期サイトになるだけですね。

ここまで来たらDNSの書き換わり完了です。

新サイトの設定を変えていきます。

実データ戻し

新サイトに転送した以下のファイルがあると思います。

cdコマンドで移動して、wp-contentフォルダがある場所と同じ場所で

tar xvf wp-content.tar.gz

コマンドで展開を行います。

展開を行うと、wp-contentフォルダを上書きますので、旧サイトのフォルダ構成と同じ構成でファイルを配置してくれます。※回答すると同じ場所になる様にファイルを置いている場合だけですよ。

DB戻し

新サイトのDBを新規構築します。

簡単インストールで作ったDBは使いません。

データベースより新しいWP用のDBを作ります。ID/PWは直ぐに使いますが忘れないようにしてください。

DBを作ったらPhpMyAdminよりログオンします。

テーブルが無いと警告が出ますが、DBは作ったばかりはテーブルが無いのが当たり前です。

 

画面上部よりインポートを押してデータを登録します。

因みに私の3年分のデータで、非圧縮時で約50MBです。

圧縮して7MBぐらいです。

サイト規模が大きく、圧縮してもサイズが小さくならない場合、この方法でのデータ投入は難しいかもしれません。

※他に打つ手はありますが難しいですし結構膨大な画面が必要なので説明は割愛です。

戻しが上手くいくと、このように沢山テーブルが表示されるようになります。

伏せてはいますが左側の言葉がこの後の設定値で重要になります。

管理コンソールよりツール、Wordpressとたどり高度な設定にやってきました。

ここの画面で適当に作ったDBと今現在意図的に作ったDBを切り替えます。

 

ID/PWは先ほど作った時に決めた物を利用してください。しかし、テーブル接頭辞は

先の画面で左側に指定した物と同一でなければなりません。

この言葉が一致していないと、のちの設定でWordPressno初期インストール画面が出てしまいます。

もし、その画面がでたら、DBの設定周りが上手くいっていない物と考えてください。

なお、移行元と移行先のphpのバージョン差異でDB接続が上手くいかない場合もあります。

また、移行元と移行先でURLが異なるとサイトの情報が正しく表示されない可能性があります。その場合、PhpMyAdminで以下の設定を新サイト名(つまりテストサイト名)にしてください。

接頭辞+options の

以下の2か所

wordpressのここの設定に対応しています。

この観点は、本番サイトでいきなり移行した場合、考慮しなくて良い点です。異なる名前のサーバーに移転するとここの書き換えが必要になります。

名前を変える事に関する短所ですが、今回の移行パスを辿る事により、仮に本番だった場合にうまくいったのか否かを、事前に確認する事が可能となります。

また、本番サイトで小規模な状態での移行を試す場合、バックアップリストアプラグインを使ってそのまま戻した方がよっぽど簡単です。

ただ、サイトを跨ぐ場合などはプラグインでの引っ越しは難しい場合があります。

※同一サーバー間での引っ越しなら間違いなくプラグインを使うべき。

※プラグインを使った場合で異なる名前にリストアできる物を私はしりません。

※複数種類のテーマで、引っ越ししただけでエラーになる物がありました。とりあえずCocoonは大丈夫でしたので成功率を上げるために、Cocooにして引っ越しましょう。→入れるだけだとだめですよ。

※本当にいるだけでエラーになるテーマがありましたので不要なテーマは全部消しておきましょう。

今回の方法を使えば、サイズによる問題。PHPのバージョン差異等、テストサイトを間に挟むことにより事前に成否を知る事ができます。

※ただし、テストサイトで名前が違う事に伴うトラブルもあるかもしません。

多少めんどくさいですが、今回の工程を辿る事により・・・つまり100円の出費を行う事により3万ぐいらかけて業者にお願いする必要があるのか無いのかを、安全に事前チェックする事は出来ますね。

ご参考にしてください。

なお、敢えて詳細を説明しませんでしたが、いきなり本番で実施する場合は、テスト用で調達したドメイン名の部分をそのまま本番の物を利用するだけです。

結論だけ行くとこれでうまくいきます。私は今回の本番サイトの移行が1時間もかからずにおわりましたが、テストサイトの移行で4時間ぐらいかけてOKパターンNGパターンを切り分けてやったからです。当然、NGパターンの中には元に戻れ無い物もあり、転送からのやり直しなども発生しています。

いきなり本番でやってうまくいく可能性も十分にありますが、テストサイトで試してからを強くおすすめします。※100円払え!!

想定される失敗例は、サーバーでの tarコマンドで取得するデータが大きすぎで失敗する場合と、DBの情報をインポートする場合に大きすぎて失敗する場合です。

この二か所を突破する事ができれば、本番移行は自分で頑張っても良いかもしれません。

(´◉◞౪◟◉)

追記:移行先サーバーについて

私は昔からレンタルサーバー屋さんの押しはリトルサーバーとコアサーバーです。

ハイコストパフォーマンス レンタルサーバー

リトルサーバー

リトルサーバーはサーバーの性能が非常に高くサポートがなぜか24時間以内の返答約束なのに30分以内にしか返答を返してくれない、寝てますか?を心配してしまう会社です。※たまたまかもしれませんが、それなりに質問飛ばしています。

※高性能とは、この会社の150円プランが、とある会社の500円プランに対して実測スペックで10倍の速度をたたき出しています。

メインで利用したいのですが、低価格なためか●●が無制限!での観点で、私の利用条件に対する必須条件に該当しないのでメインで使えないだけで、+αで契約しておいて問題無い会社だと思っています。※Cronとかですが、普通の人は使わないでしょ 小さなサイト構築するならお勧めです。

そして、XserverやConoha、カゴヤがよく紹介されますが私はここいらと比べるとコアサーバーの方が軍配は上がると思っています。一度見てみてください。一番安くてカタログスペックは2021年4月時点では一番強いですよ。

(´◉◞౪◟◉)

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