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wmic
wmicとは
ダブルミックとか呼んでいる人も居るみたいですね。もう略語なので何でも良いとは思いますが、自分はアルファベットでだぶるえむあいしーと呼んでいます。
※wmi+c でCはコマンドラインユーティリティーらしいです。
前回はwbemtestを使って印刷をしてみましたが、今回はこのwmicを使って印刷してみたいと思います。
起動
コマンドプロンプトを起動してそのまま打ち込むと起動してwmicのコマンドが実行できるようになります。
こんな感じですね。
前回のWbemtestでは Win32_printer で呼び出したので同じように叩いてみます。
Win32_printer
エイリアスがありません。
つれない返事ですね・・・
これはWin32_printerがどこにあるかを明示的に指定しなければいけないようで、pathを頭につけて再度実行します。
path Win32_printer
はい!今度はわらわら出てきましたね。
印刷をすることが目的なので、ジャンジャン進めます。
ジャンジャン進めますが、次に何をしたら良いかを素直に ? で問い合わせます。
path Win32_printer /?
画面にヒントが出ていますね。
今回も前回と同様にメソッドを実行したいので、上から二番目のCallが怪しいと踏んで進めてみます。
wmic path Win32_Printer call /?
もうめっちゃいい感じで出来そうなことが表示されましたね。
今回は目的が初めからPrintTestPageな事が分かっている前提ですので、指定して試してみたいと思います。
wmic path Win32_Printer call PrintTestPage
エラーになりました・・・・
印刷リトライ!
先にWbemtestをやっていなかったらきっと、ここで1時間ぐらい悩んだと思います。事前にWbemtestをやっていたからこそ、1秒ぐらいで気づけました!!
↓
↓
↓
↓
↓
そう
↓
↓
↓
↓
↓
プリンターを指定していません!!!!
と、いう事で、今から利用するプリンターを確認したいと思います。
以下の画面まで戻りまして、
項目(カラム)
を指定して出力してみたいと思います。
プリンターについてはやたらと項目が多い為、そうでもしないと画面が見ずらいですね。
だいたい、 name なんて指定すればヒットする事が多いです。
wmic path Win32_Printer get name
はい
こんな感じで分かりましたね。
それでは、次にプリンタを指定してコマンドを実行してみましょう。
指定の仕方は以下の通りです。
wmic path Win32_Printer.name="Brother MFC-J960DN Printer"
はい。
わらわら出てきましたー
一番初めに印刷したときはプリンターを指定していなかったからどのプリンターで出すかがわからなくてエラーになっていたと思います。
なので、今回のように明示的にプリンターを指定して出力したいと思います。
wmic path Win32_Printer.name="Brother MFC-J960DN Printer" call PrintTestPage
今度はちゃんと指定したプリンタから印刷ができました。
前回のWbemtestと同様に、OSから+今回はコマンドを使って操作することに成功しました。
プログラムを書く人なんかは今回の内容を参考に色々やってみると面白いと思います。
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”02ukiyoe/yasu_R.png” name=”やすさん”]あら、私でもできるかしら?[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”02ukiyoe/tae_L.png” name=”たえさん”]あんた何印刷するのさ[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”L1″ icon=”02ukiyoe/yasu_R.png” name=”やすさん”]そりゃあたしのプロマイドに決まってるでしょ。[/speech_bubble]
[speech_bubble type=”drop” subtype=”R1″ icon=”02ukiyoe/tae_L.png” name=”たえさん”]・・・・[/speech_bubble]