wmicを使ってサービスの起動条件を変えてみる。

wmicを使ってサービスの起動条件を変えてみる。

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WMICを使ったサービスの起動方法の変更

services.mscを起動する。

今回の内容は、WMICを利用してWindowsパソコンのサービスの起動方法を色々変更させたいと思います。

[サービス]の起動方法はいくつかあります。一番一般的なやり方は以下のように・・・

  1. コントロールパネル
  2. コンピューターの管理
  3. サービスとアプリケーション
  4. サービス

と、順番に辿っていく方法です。ただ、頻繁に使う場合は直接サービスを確認するアプリケーションを起動します。方法は検索窓に向かって

services.msc

と打ち込むだけです。GUIを使って何回かクリックして開いている、とこちらの方法がもっと便利な事に気が付けると思います。

この様な感じですね。

それでは実験に使えそうな適当な名前のサービスを調べてみたいと思います。コマンドプロンプトを開いて以下の通り打ち込んでみてください。

wmic path Win32_Service get name,status,description /format:list

以下のような形で、名前と現在の状態と説明が表示されます。

 

今回はこれらの中で一番使わなそうなサービスを使って状態を変更してみたいと思います。

XblAuthManager ←XBOX関連だけど使わないよね

と、いう事でこのxblAuthManagerのサービスについて状態を変更していきたいと思います。

※うちXBOX無いし・・・・

ピンポイントでこの名前で絞って検索をしてみます。

コマンドは此方になります。

wmic path Win32_Service.name="XblAuthManager" get * /format:list

実行するとわらわらでてきましたね。

++++++++++++++++++++++++

AcceptPause=FALSE
AcceptStop=TRUE
Caption=Xbox Live Auth Manager
CheckPoint=0
CreationClassName=Win32_Service
DelayedAutoStart=FALSE
Description=Xbox Live との互換性を可能にするために認証や認証サービスを提供します。サービスが停止した場合、正常に機能しないアプリケーションがあります。
DesktopInteract=FALSE
DisplayName=Xbox Live Auth Manager
ErrorControl=Normal
ExitCode=0
InstallDate=
Name=XblAuthManager
PathName=C:\WINDOWS\system32\svchost.exe -k netsvcs -p
ProcessId=30452
ServiceSpecificExitCode=0
ServiceType=Share Process
Started=TRUE
StartMode=Manual
StartName=LocalSystem
State=Running
Status=OK
SystemCreationClassName=Win32_ComputerSystem
SystemName=★★★ホスト名が入ります。★★★
TagId=0
WaitHint=0

++++++++++++++++++++++++

これでは見にくいので必要な項目を絞ります。

wmic path Win32_Service.name="XblAuthManager" get name,StartMode /format:list

この通り、最低限の項目にしてみました。

++++++++++++++++++++++++

Name=XblAuthManager
StartMode=Manual

++++++++++++++++++++++++

それでサービスの起動方法を変更したいと思います。

コマンドは以下の通りです。

wmic path Win32_Service.name="XblAuthManager" call change StartMode="★★★"

 

★に入る候補は以下となります。

それでは、現在マニュアルになっているので自動に変更してみましょう。

画像だとわかりにくいのでテキストでも

【現在の値を確認】
————————————————————————————
C:\WINDOWS\system32>wmic path Win32_Service.name=”XblAuthManager” get name,StartMode /format:list
Name=XblAuthManager
StartMode=Manual

【状態を変更】
————————————————————————————
C:\WINDOWS\system32>wmic path Win32_Service.name=”XblAuthManager” call change StartMode=”Automatic”
(\\★★★★★★N\root\cimv2:Win32_Service.Name=”XblAuthManager”)->change() を実行しています
メソッドが正しく実行しました。
出力パラメーター
instance of __PARAMETERS
{
ReturnValue = 0;
};

【現在の値を再度確認】
————————————————————————————
C:\WINDOWS\system32>wmic path Win32_Service.name=”XblAuthManager” get name,StartMode /format:list
Name=XblAuthManager
StartMode=Auto

GUIから見ても自動になっていることが分かります。

如何だったでしょうか?この方法は結構使えます。例えばDOSのバッチにしておけばダブルクリック一発で状態を変更できますね。

 

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