この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。
性能評価
エクスペリエンスはどこに行った?
あまり意識していなかったのですが、Windows7がWindows10に変わったあと、性能評価でよく使われていたエクスペリエンスを見なくなりました。
↓こんなやつ
よくビックカメラとかヨドバシカメラのパソコンはこれが動かされた後の状態でさらされていたのが懐かしいです。
最近はどうしてみなくなったのでしょうか?
なんと、Windows10からはこの機能がGUIから消されしまっています。そのため無くなったようなイメージになったのでしょう。
エクスペリエンスはどこにも行ってない!
と、言うと語弊がありますが、GUIのソフトとしては無くなってしまいました。しかし、CUIではちゃんとご健在でした。コマンドは以下の通りです。
オプションも色々あります /? で実行したい項目を個別に指定する事も可能です。
++++++++++++++++++++++
c:\>winsat /?
Windows システム評価ツール
コマンド ライン使用法:
WINSAT <評価の名前> [スイッチ]
評価の名前は指定する必要がありますが、スイッチは省略可能です。
Vista に既に組み込まれている有効な評価には、以下のものがあります:
formal すべての評価を実行します。
dwm デスクトップ ウィンドウ マネージャー評価を実行します。
– システム グラフィック機能を再評価し、デスクトップ
ウィンドウ マネージャーを再起動します。
cpu CPU 評価を実行します。
mem システム メモリ評価を実行します。
d3d d3d 評価を実行します。
(d3d 評価では、ワークロードは実行されなくなりました。
下位互換性のために所定のスコアとメトリックが報告されます。)
disk ストレージ評価を実行します。
media メディア評価を実行します。
mfmedia メディア ファンデーションに基づいた評価を実行します。
features 機能評価のみ実行します。
– システムの機能を列挙します。
長いので省略・・・・
+++++++++++++++++++++
実行してみる
それでは実行してみたいと思います。
ちょっと時間がかかりますので、お昼ご飯を頂く前などに流しておきましょう。
↓こんな感じになります。
・・・・・・・
c:\>Winsat formal
Windows システム評価ツール
> 正式な評価を実行しています
Machine already has a WinEI rating. Rerunning all assessments …
> 実行中: 機能の列挙 ”
> 実行時間 00:00:00.00
> 実行中: WinSAT Direct3D 評価結果 ‘-aname DWM -time 10 -fbc 10 -disp off -normalw 1 -alphaw 2 -width 1280 -height 1024 -winwidth C(1144) -winheight C(915) -rendertotex 6 -rtdelta 3 -nolock’
> デスクトップ グラフィックスのパフォーマンスを評価中
> 実行時間 00:00:10.66
> 実行中: WinSAT Direct3D 評価結果 ‘-aname Batch -time 5 -fbc 10 -disp off -animate 10 -width 1280 -height 1024 -totalobj 300 -batchcnt C(10) -objs C(26) -rendertotex 6 -rtdelta 3 -texpobj C(1)’
> DirectX Batch のパフォーマンスを評価中
> 実行時間 00:00:00.17
> 実行中: WinSAT Direct3D 評価結果 ‘-aname Alpha -time 5 -fbc 10 -disp off -animate 10 -width 1280 -height 1024 -totalobj 300 -batchcnt C(75) -objs C(26) -rendertotex 6 -rtdelta 3 -texpobj C(1)’
> DirectX Alpha blend のパフォーマンスを評価中
> 実行時間 00:00:00.13
> 実行中: WinSAT Direct3D 評価結果 ‘-aname Tex -time 5 -fbc 10 -disp off -animate 10 -width 1280 -height 1024 -totalobj 500 -batchcnt C(125) -objs C(20) -noalpha -texshader -totaltex 10 -texpobj C(4) -rendertotex 6 -rtdelta 3’
> DirectX Texture load のパフォーマンスを評価中
> 実行時間 00:00:00.16
> 実行中: WinSAT Direct3D 評価結果 ‘-aname ALU -time 5 -fbc 10 -disp off -animate 10 -width 1280 -height 1024 -totalobj 500 -batchcnt C(125) -objs C(20) -noalpha -alushader -totaltex 10 -texpobj C(1) -rendertotex 6 -rtdelta 3’
> DirectX ALU のパフォーマンスを評価中
> 実行時間 00:00:00.16
結果をWMICで確認する。
ほい!それでは結果をWMICを使ってみてみましょう。
コマンドは以下となります。
結果は以下の通りです。
+++++++++++++++
c:\>wmic path Win32_winsat get * /format:list
CPUScore=8.6
D3DScore=9.9
DiskScore=8
GraphicsScore=4.8
MemoryScore=5.9
TimeTaken=MostRecentAssessment
WinSATAssessmentState=1
WinSPRLevel=4.8
+++++++++++++++
そもそもなぜこれを確認する事になったのか?
最近パソコンの性能が遅く感じるようになってきました。最近のWindows10のアップデートが影響を及ぼしているかもしれません。
また、メモリの使用率が異常で以下のように張り付くようになってきました。
此方のブログを参考に、一時的にメモリの使用状況を下げる事には成功したのですが・・・

また、残念ながら復活してしまいました。
よし!メモリ買おう!!
と、いう事で早速ですがメモリを購入しました。
![]() |
【送料無料】CFD ノート用PCメモリ(8GB) Panram D3N1600PS-L8G [D3N1600PSL8G] 価格:7,638円 |
到着したら改めて性能評価をしてみたいと思います。
※次回はパソコンの分解かな・・・・・