この記事を読むのに必要な時間は約 11 分です。
無料でホームページ作成
無料でホームページを作成する方法を紹介いたします。2021年では恐らく以下の3社がメジャー扱いだと思います。
- Wix
- Jindo
- ペライチ
この三社はいろいろなサイトで紹介されていますので対象外とし、マイナーなところを狙っていきたいと思います。
要件の明確化
詳細に入る前に、要件の明確化について語ります。
まず、ホームページを持つという事は何らかの目的があると思います。
例えば、ウォーキングで考えると、運動不足を解消する事が目的なのか、ダイエットが目的なのかで随分と方向性の違いが出て来るかなと思います。
HP作成においても同じで、何を目的として作るかで基盤は選定すべきです。
尚、予め宣言しますが、ネットショップ開業なり、目指せ100万PV!! が目的の場合、無料のHPシステム及び、無料⇒有料に移行できるようなシステムで始めるのは止めるべきです。
間違いなく、
WordPress
一択です。
パソコンに慣れていない人は間違いなく混乱すると思いますし、導入したて2~3日は、「なんでこれを選んだんだろう・・」と憂鬱な気持ちになる事間違いありません。サーバーの契約からプラグインの選定・SEOの考慮など考えないといけない事は山積みです。
最悪挫折する可能性もあります。
それでも、将来ネットショップ開業なり、サイトの成長その物が目的なのであれば、無料サービスを使った上でのスタートはデメリットが多すぎます。
デメリット具合も既に多くのサイトで紹介されていますので、割愛しますが、とにかくやめましょう。無料サービスで良いのは中小規模ではなく、小規模 、個人と言った限られた範囲までです(一日100人ぐらい来ればよい程度)。その上で、将来性を考慮したい人は初めから有料で業者に制作をお願いした方が良いこと間違いありません。
高いところでは100万円ぐらいからの会社もありますし、初期10万円+保守毎月5000円みたいなところもあり様々です。でも安いところはテンプレベースで1万~なんてところもあり、決してクオリティが低いという事もありません。※むしろテンプレベースの方が出来上がりが想像つくので良い事もあります。
因みに10万払えるのであれば、ココナラ等にお願いするのも一考かと思います。
前置きが長くなりましたが、作ったホームページが、身内だけ見れれば良いのか、知らず知らずのうちに、他人に見られて情報発信できれば良いのか、その結果が問い合わせに繋がれば良いのか、問い合わせの結果、売り上げに繋がれば良いのかで規模(コスト)は変えるべきです。
限られた範囲での情報公開が出来ればよいのであれば、無料HPはぴったりです。それ以上を求めるのであれば、有料だったり、有料に切り替えて機能が拡張できる余地があるサービスをあらかじめ選択しておくのが賢明です。
無料ホームページで注意したいこと。
- 老舗等によくみられる、インターネット創世記に作られたサイトでよく見る問題。
- 比較的新しい仕組みのサイトでも、間違うと発生してしまう問題。
- 新しいからこそやられてしまう問題。
それは
の3点です。
まず、放置ですが、時代と共に新しい技術がどんどん取り入れられていきますが古い仕組みがサポートされていかなくなります。最近ではIEのサポート終了等が良い例です。
ブラウザに求められる仕様は毎年どんどん新しい物が出てきており、様々な技術を駆使してそれらに対応して作られていくようになっています。古い仕様などでは対応しない物などもあり、10年前は良くても、今では表示すらできないサイトなども現れています。また、文字化けするサイトなども見るに堪えないですよね。
無料で始める事ができるページと言うのはこういう問題が放置されたまま永遠に残ってしまう可能性もありますので、やめるときはスパッと消してやめましょう。また、新着履歴を掲載するのも、熱い思いで続ける意思が無いのであれば辞めた方が良いです。【新着のお知らせ!】や【New】の文字がピカピカひかって、見てみると2016年だったりするサイトもあります。こういうのは微妙ですよね。更新し続ける意思があったとしても、残念ながら病気や怪我で思うようにいかない事もあります。こういうのは止めた方が良いです。
そして、次に注意したいのがごちゃごちゃです。
最近の仕組みで作れば、間違ってやってしまう事は少ないとは思いますが、サイトデザインに凝りに凝ってしまった結果、「みずらい」ページが出来てしまう事があります。これが発生してしまう理由は、作ってる本人はそれを「素敵」だと思っているからです。近親者に聞いたらそれを非難する事って多分無いでしょう。若干微妙でも知人は、「いいじゃない?」ぐらいしか言ってくれません。頑張って作ったHPが万人受けするかと言うとそういうわけでもありません。例えば画面が変わるたびにふわ~と遷移したり、上の方で文字が永遠にスクロースるページなど、スゴイ!と思っても、目が疲れるだけじゃないですか?HPでそういうのを見せたいのが中心なら良いかもしれませんが、コンテンツが主ならそう言ったのは最小限にすべきです。初めてみてスゴイ!と思っても、ファンになってもらって100回ぐらい見てもらえた後は、ちょっとうざいかな・・・・って感じになりませんか?私はそういうのは好きな方ですが、ガリガリは駄目です。ほどほどがちょうどいいんです。
最後に注意したいのが写真と絵です。
システム側が用意したサイトの例で紹介されているサンプルページはだいたいプロが撮影した写真なり画像なりを使っています。
それでは、そこから先のユーザー事例になったらどうかというと、大体、個人が撮影した物などが利用されています。写真一つとっても撮影の技術なりテクニック等が必要です。背景画像も自分で用意するとなると、それなりに配色なりカラーパレットなり意識しなければならない点は多いと思います。プロが作ったサンプルサイトとユーザー事例で作ったサイトで見比べてみてどうでしょうか?無料で作ったページはだいたいそんな感じになります。そんな感じにしたくないなら初めからお金をかけた方が良いです。お金をかけない!無料で良い!となると、そういうページになるという事を頭に入れておきましょう。
更新のしやすさ
続けるにあたって、熱い意思があったとして、できればそれを後押ししてくれる、何かがあるとうれしいですよね。
作ったページはスマホで更新しますか?それともパソコンで更新しますか?
パソコンの場合、貴方は毎日パソコンを起動しますか?
スマホなら多分触らない日は無いと思いますが、パソコンなら触らない日もあるのではないでしょうか?もしくは持っていない人もいるのではないでしょうか?
サイトを立ち上げて初期はいいと思います。作るのが楽しくて毎日パソコンを弄るような感じでも。しかし、出来上がって一カ月もすればそんなに見なくなると思います。
編集がスマホで出来る場合は、空いた時間やお風呂に入っている時間でちゃちゃっと更新する事も可能です。
更新するためのインターフェースは結構大事です。インフラ側のそのような観点についても意識しておきましょう。
レスポンシブ対応
10年前は一家に一台、パソコンが普及するか否か!と言った話があったと思いますが、現在ではまさかの一人2台スマホな時代です。
そうですね、パソコンに対応している事よりもスマホに対応している事の方が大事なんですよ。作る人はパソコンでいいかもしれませんが、見る人は電車なり車の中なり、テレビのCM途中なりと、すぐにパッと見れる事の方が大事です。
新しい技術を使っていれば一つのページでスマホ用ページもパソコン用ページも作られますが、3年前ぐらいの技術だと、スマホかパソコンかでページを分けて、更に5年以上前だとスマホ用とパソコン用のページをバラバラに作り、それ以上前だと、完全にアウトな感じになります。
今から作る予定のページはスマホに対応していますか?
独自ドメインは止めましょう。
これは世論とは完全にかけ離れた考え方だと思います。
一般的には、ドメインは
絶対に独自ドメインにすべき
が主流だと思います。
この考えはちゃんと続けていく意思がある人は間違いでは無いです。私も同じ意見です。ただ、取得してしまうと、続けないといけないんですよね。
無料枠で頑張ろうとする人って、なぜにドメインは有料の物を選ぶのでしょうか?
ドメイン代金はどこでも、初年度100円、更新1500円ぐらいが一般的です。安いところだとサーバー台込みでこれぐらいの値段で提供してくれるところもあります。
それでは、独自ドメインにしたデメリットですが、何があるかと言うと、この更新料を払わないといけないわけです。当たり前ですが、これを払わないとドメインが消えてしまします。
無料で、サービス側が提供してくれるドメインを利用すればこのリスクって無いんですよね。払い忘れもあるかもしれませんし、更新の時期に、そんなに見られてもいないのに1500円払うのもったいないよな・・と思う事もあると思います。
独自ドメインって必要ですか?
※私は必要と思う派ですが、その場合はwordpressにする事をお勧めします。
それでは長くなってきたので、次のページで8サイト紹介したいと思います。