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OracleのFreeTearを活用してVPS構築(24GBマシン)
制限が多すぎる arm64 ・・・
4OCPU 24GBの化け物マシン+200GBストレージ(実際にはOS領域50GB+150GBね)のマシンが永久無料で使えるという事で、これは活用せざるを得ないわけですが、制限が多いのもまた事実。
あと、10年他った後は変わっていると思いますが、2022年現在では、armアーキテクチャの制限が結構つらいです。
何がつらいかというと使えるソフトがかなり制約されます。
例えば、wordpressを使うために、必要なLAMP環境は問題なく構築可能だと思います。
そういった人がこのマシンを活用するのは非常によろしいかと思います。
しかし、目的がwordpressの人はぶっちゃけ、レンタルサーバーを使った方が良いです。できる事も多いし、手間もセキュリティも考えることもいろいろと、わざわざVPSで実施する必要性が無いかなと思います。
ociのFreeTearを活用する人ではなく、したい人は、なぜ?を先に考えたほうが良いでしょう。
ぶっちゃけ、wordpressを使いたいだけならレンタルサーバーの方が絶対に良いです。
では、wordpressではない目的でociを活用したい人は、次に arm64について意識した方が良いです。ラズペリーパイ等でおなじみのこのアーキテクチャ。
使えるソフトの制限が多い気がしました。
VPSでいろいろ試そうと思った結果、[arm64]であることが、地味にボディーブローで効いてきます。
では、ociではarm64以外は作れないかというと、そんなことはありません。
amd64もしっかりあります。※x86_64もありますが ただでは・・・
でもこの通り、 ocpu1、メモリ1、と、24GB 4OCPUマシンに比べると・・・ですよね・・・・
※なお、体感的には24GBマシンと比べて1/24ぐらいの性能かと言われると 1/4ぐらいの性能です。
なので、arm64の制限はamd64にすることにより結構改善されます。
その上で、1GBマシンでいろいろやるのであればラズペリーパイにSIMをさして超低消費電力の隔離されたサーバー4GBマシンを構築して楽しんだ方が健康的です。
リモートデスクトップで接続できるように。
払い出し
過去記事内容と同じなので割愛します。

OCI側FW設定変更
過去記事との大きな違いはここのRDP接続ができるようにした点です。OCI側でFWの穴あけをします。
間違えずに TCPの3389を有効化してください。
接続
権限昇格
まずはおまじないをします。
RDP用ユーザー作成
地味に大事です。
専用ユーザーを作成してください。
ここで新規作成しておかないとのちのRDPがうまくいかない場合があります。
xrdpインストール
apt-get install xubuntu-desktop xfce4-goodies xfce4 -y
apt-get install lxde
Cannot read private key file /etc/xrdp/key.pem: Permission denied

FWの無効化(よくない事です)
RDP接続
WindowsPCにて mstsc を実行してください。
インスタンス詳細画面の・・・
ここにIPアドレスが記載されています。
RDP接続を行うと警告がでますが無視です。
接続に問題が無ければ見慣れないログオン画面がでます。
作成したアカウントで接続してください。
もしここで以下のようなエラーが出た場合

connectiong to sesman ip 127.0.0.1 port 3350 sesman connect ok sending login info to session manager, please wait… login failed for display 0
※なお、PW入力ミスも同じような画面です。
connectiong to sesman ip 127.0.0.1 port 3350
sesman connect ok
sending login info to session manager, please wait…
login failed for display 0
ログを確認します。
- /var/log/xrdp.log
- /var/log/xrdp-sesman.log
[20220507-01:01:28] [DEBUG] xrdp_wm_log_msg: connecting to sesman ip 127.0.0.1 port 3350
[20220507-01:01:28] [INFO ] xrdp_wm_log_msg: sesman connect ok
[20220507-01:01:28] [DEBUG] xrdp_wm_log_msg: sending login info to session manager, please wait…
[20220507-01:01:28] [DEBUG] return value from xrdp_mm_connect 0
[20220507-01:01:30] [INFO ] xrdp_wm_log_msg: login failed for display 0
[20220507-01:01:30] [DEBUG] xrdp_mm_module_cleanup
[20220507-01:01:30] [DEBUG] Closed socket 16 (AF_INET6 ::1 port 55192)

日本語化
ランゲージパック
言語パックを導入します。
使える言語を確認します。
localectl list-locales
現在の設定を確認します。
設定変更します
localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8
localectl
キーボード設定を変更して確認します。
localectl set-x11-keymap jp jp106
localectl
これで日本語設定になりました。システムを再起動します。
再起動後、いろいろ日本語化されています。
なお、上記画面のフォルダ名等は変更しないほうが良いでしょう。
メニューも日本語化されて少し使いやすくなります。
時刻を日本に合わせます。
音声出力
VPS上でyoutubeを再生させてみた結果、音声自体は内部的にガンガンなっているようです。
因みにサウンドカードを探してみると、存在しないよと・・
いろいろ頑張ってみましたが、ここが限界の用です。※わかりませんでした・・・・
どう活用するか
基本的にはリモートデスクトップでつないだ後、そこからさらにWeb閲覧するぐらいの活用方法しか思いつきませんでした。
※簡易的な秘匿回線にはなってくれます。